田川市は、福岡県の中央部に位置する市である。筑豊地方を構成する自治体の一つ。 田川地区の中心都市であり北九州都市圏に属している。炭坑節発祥の地としても知られ、筑豊最大の炭都であった歴史を活かしたまちづくりが行われている。福岡県立大学が立地している。市内には工業団地が整備され、企業誘致が進められている。石炭産業とともに近代の田川市を支えてきたセメント産業は現在でも残っており、市西部の船尾山で麻生セメントによる石灰石の採掘が行われている。チョコレート駄菓子として有名なチロルチョコを製造する松尾製菓の本社工場がある。近年は、伊田地区に設立された「たがわ情報センター」を中心として、田川市郡の企業・大学・各種教育機関・商業施設等におけるIT化推進への取り組みが行われている。ラブホテルは、大字夏吉などに点在する。